最終更新日 平成13年5月3日
「赤ちゃんには湯通しした納豆を与える」
という記事があったので、その根拠について教えてほしいと、会員の方
よりご質問を頂きました。
結果として、その根拠は分かりませんでした・・・・申し訳ありません。
納豆の酵素やビタミン類で、熱で壊さないと赤ちゃんに与えられない
ようなものが、特定できなかったためです。ひょっとすると湯通して納
豆をつぶして、物理的に赤ちゃんの口に合わせるためだけかもしれません。
ちなみに納豆に含まれる成分のうち、ビタミンKは赤ちゃんに対して
大変有効です。
経産婦の方はご存知だと思いますが、赤ちゃんが生まれてからしばら
くすると「ビタミンKシロップ」というものを与えます。
ビタミンKは腸内細菌で作り出されるのですが、生まれたばかりの赤
ちゃんには、まだ腸内細菌がいないので、病気を防ぐためにビタミンK
を外から与えます。
老人になってきて、骨がもろくなったりするのは、今まで飲んだ抗生
物質や老化で腸内細菌が少なくなり、それに伴ってビタミンKが少なく
なるから、という研究結果もあります。
ですから、赤ちゃんが生まれてしばらくしたら自家製納豆を造り、よ
くすりつぶして(もしくは納豆汁で)赤ちゃんに与えるという、東北地
方の風習は理にかなったものと言えます。
ちなみに大豆自体にはビタミンKはなく、納豆菌が作り出します。
私も将来自分の赤ちゃんができた際には、納豆の英才教育をかね、与
えたいと思っています。
えっ?その前に相手を見つけろ?・・・ごもっともです。
その他のトピックスに戻る。
トップへ戻る。
ご意見、ご要望はこちらまでお願い致します。
|
|
|
前の
サイトへ |
|
次の
サイトへ |
参加サイト
一覧 |
ランダム
ジャンプ |
納豆ワークとは
参加と設置方法
|
|
リンクにつきましては、お手数ですがご一報頂ければと思います。
ご連絡を頂ければ、こちらからもリンクを張ります。
また、バナーに関しましては左の画像をご利用頂ければ幸いです。 |
|
このサイトに掲載されている文章・画像等の無断転載を禁止致します。
「納豆学会」は三井田孝欧個人及びnattou.com
メールアドレスを持つ方からのご協力で運営しているサイトです。
Copyrighted (c) 1996-2006 Takao.Miida. All rights reserved.