くめ納豆工場見学

 最終更新日 平成13年5月20日


 平成13年4月14日(土)、くめ・クオリティ・プロダクツさん
にご協力頂き、茨城県久慈郡金砂郷町にあります高柿工場を見学させ
て頂きました。
 参加者は、らいきさん、鈴木さん、夢追い人さんご夫妻、小野さん
親子、稲津さんとご同僚の方、小治さんのご同僚の方、計12名。
 日立大宮駅から高野さん、営業の藤田さん、中江さんにご案内頂き、
畑に囲まれ落ち着いた研究所といった感じの
 
 「こしらえの丘」
 313-0113 茨城県久慈郡金砂郷町高柿1194-1
 電話 0294-76-0099 FAX 0294-70-3310
 受付時間 月〜金 9:00〜17:00
 
につきました。
 まずは、「こしらえ工房」でお茶を頂きながら、副本部長であられ
ます高橋さんより施設全体のご説明を頂きました。
 この「こしらえの丘」は、高柿工場の他に研究室・北関東営業部の
棟、こしらえ工房で構成され、工場棟は選別棟と別になっているそう
です。
 説明をお聞きした後、工場棟に移動し、くめ・クオリティ・プロダ
クツさんの社史、そして今後の工場の展開について、ご説明して頂き
ました。
 手薄となっている関西圏への進出基盤として、和歌山工場を建設す
るなど、ナショナル・スタンダード系メーカーさんとしての意気込み
を感じます。
 納豆の製造過程はガラス戸を通しての見学となりましたが、皆さん
がガラス戸を突き破らんばかりの勢いで熱心にご見学されておりまし
た。工場内の機器は、大豆を煮る釜とパッケージにつめる盛り込みの
が並列に配置されており、高橋さん曰く、「これが納豆工場の理想型」
ということでした。釜と盛り込みを垂直に設置して、省スペースを実
現している納豆メーカさんもありますが、洗浄や使い勝手から並列方
式の方がメリットがあるとの判断があったのでしょう。


 工場棟に続き、選別棟で大豆の選別方法や「購入してきた大豆にい
かにゴミが多く混入しているか」などのご説明を頂きました。
 意外にも多いハネられた大豆を見て、意地汚い私は黙って持って帰
ろうかと思ったほどでした。
 豆腐と違い、大きさ、見てくれにうるさい、農家もイヤがる納豆用
大豆栽培の実態を垣間見た気がします。

 
 「こしらえ工房」に戻ってからは、納豆の試食会となり、主力商品
である「丹精」、茨城県限定「厳選金印」、千葉Coop限定「丸麦
納豆」を頂きました。

 その後は、高野さんの有名な一品「バナなっとうジュース」と私の
新作納豆料理となりました。
 納豆3パック後の納豆料理でしたが、皆さんにお気遣い頂き、すべ
て食べて頂きました。
 
 最後に、全員からご感想を頂き、くめ・クオリティ・プロダクツの
皆様にお礼をのべ、無事見学終了となりました。
 私個人の感想としましては、納豆工場もさることながら、「こしら
え工房」のようなコミュニケーション・スペースがあることに感動し
ました。
 ちょっとしたスペースですが、一般消費者とメーカーの方を結びつ
けるには絶好の場と思います。
 料理教室をはじめ、企業イメージのアップにつながるようなイベン
トが数多く行われることを祈っております。
 
 今回の見学では、高野さんをはじめ、高橋さん、中江さん、藤田さん
他、くめ・クオリティ・プロダクツの皆様に本当にお世話になりまして、
誠にありがとうございました。
 
 また、参加された皆様お疲れさまでした。
 今後も納豆工場見学を企画していきたいと思いますので、宜しくお
願いいたします。
 
 以上で報告を終わります。

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   ☆レシピ☆ 三井田の新作!納豆天茶漬け〜納豆嫌い対策

 
【材料】
 ・納豆天ぷら
   大粒納豆、えび(富山名物白エビ)、大葉、たまねぎ、ねぎ
 ・ダシ汁
   干し椎茸(どんこ)、ダシ昆布(羅臼)、醤油、塩、みりん、酒
 ・他
   ご飯、胡麻、海苔、わさび、奈良漬け、キャノーラ油、小麦粉、
   氷
【手順】
  1.ダシ汁を作ります。(私の場合、前日に仕込んでいきました)
    水をいれた鍋に昆布を置き、3時間ほどそのままにします。
    別の入れ物に水を入れ、干し椎茸をもどします。
    昆布を入れた鍋に火を入れ、沸騰する直前で昆布を取り出しま
    す。そこへもどし汁とともに椎茸をいれ、酒、みりん、塩で味
    付けをして、ダシ汁の完成。    
  2.納豆天ぷらを揚げます。
    小麦粉に水、氷を入れ、ザクザクと荒くかき混ぜます。
    そこへ納豆(くめ納豆「大粒」を使用)、えび(富山・白エ
    ビを使用)、ザク切りした大葉、千切りにしたたまねぎ、み
    じん切りのねぎを入れます。
    160度〜180度に熱したキャノーラ油でカラッとかきあげ
    風に揚げます。
    かきあげの直径はお椀に合わせておきます。
  3.盛りつけ
    お椀にご飯を半分ほど入れ、刻んだ海苔をのせます。
    胡麻をフライパンで炒り、香ばしくなったところで先ほどのご
    飯の上にかけ、その上にアツアツの納豆天ぷらをのせ、間髪入
    れず、ダシ汁をお椀の半分ほど注ぎます。
    わさびと刻んだ奈良漬けをのっけて、できあがり!

 
  *スイマセン、今回、会場に奈良漬けを持っていくのを忘れました。
   梅肉でも宜しいようです。

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