大阪・ラーメン「神座」

最終更新日 平成11年6月10日

 あまりの旨さに、食べ物にうるさい浪速っ子も並び、従業 
員にさえ、そのスープのレシピを教えないというラーメン 
「神座」心斎橋店(中央区心斎橋筋2−8−26心斎橋ビブ 
レ東隣 電話06-6213-1002 AM11:00〜翌朝AM7:00)にやっ 
てまいりました。 
 入り口でお金を払い中へ入ると、意外にもお洒落な内装に 
芸能人のサイン(オートグラフ)が飾ってあります。 
  
 「お待ちどお様です」 
  
 おっ、きました。 

(クリックすると大きな画像が表示されます)

 シャッキと炒めた白菜が、光沢ある細麺にのっており、コ 
ンソメスープのような醤油ベースの薄い色のスープが湯気を 
たてています。 
 まずはスープを一口。 
  
 「むう・・・・面白い。 
  店主!この海原雄山を試そうというのかぁ!」 
  
と独りで『美味しんぼ』風につぶやきながら、スープの解析 
を行います。 
 一般のラーメンに比べて、牛肉の赤身の旨みであるイノシ 
ン酸が多く、それがグルタミン酸とともに旨みの相乗効果を 
生んでるような感じで、干し椎茸もしくは他の干し物の味も 
感じます。 
  
 うーん・・・・・。 
  
 「すいませーん、このスープって何が入っているんですか?」 
 「それはちょっと・・ 
  私もよう聞いてはないんですわぁ」 
 「そうですか」 
  
 スープの解析、ここで挫折。 
 まだまだ修行が足りないようでございます。 
 舌の修練を重ねてから、再度解析に挑みたいと思います。 
 解析ができなかった腹いせではないのですが、この「神座」 
さんの麺は、ちょっと頂けません。スープに合わせた、あまり 
水分を吸わないような麺はいいですが、いかんせん柔らかす 
ぎます。 
 スープ一流、麺二流と評価してみました。 

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