人間、欲があるもので、特に男女が関係するアチラ方面には
興味も多くあるところです。
そんなことから、全国でも温泉地などには、アチラ方面を扱っ
た施設があります。そんななかでも以前より気になっておりまし
た、三重県は伊勢にございます、「お色気の元祖・国際秘宝館」
に、平成16年1月、個人視察?をしてまいりました。
県道37号線沿いのドライブイン内にあるアラブ宮殿風の館
に早くも「ヤラれた」感があります。
近づいてみると、男根をあらわすような置物、そして、
「日本唯一 馬の交尾実演ショー」の文字。独りで来たことを
早くも後悔しはじめました。複数人であれば、笑いながらもこなして
いけますが、独りでの個人視察では、ただボーゼンとするのみです。
「さぁてと・・・」
と入り口に近づくと、シロナガス鯨の雌性器が飾ってあり、踵を
返しそうになるものの、ここまできたら突進です。
おっと私のレトロ好きのこころをくすぐるポスターもありました。
「ロマンのエロス ひめごとくらべ」
この脱力感、クセになりそうです。
入場料2100円を支払い、宝物引換券なるものをもらい、
入場します。
さて、この元祖国際秘宝館は実業家の故・松野正人氏が
1971年「性は生なり」の信念でに設立したもので、当時の
観光バスブームと重なり、かなりの人気だったようです。
展示物は、SM、レズ、ホモ、なんと桃太郎などは「日本一
のホモ太郎」とされ、家来にヤられています。
<館内撮影不可だったため、画像はございません>
また、神話をモチーフにしたものや多少文学的なものもあった
かと思うと、ホルマリン漬のクジラの生殖器、スカンクの
フラダンス(ボタンを押すと「ぷぅぅぅぅ」とやるだけ)、
ただ馬、牛等数々の動物の交尾姿を一同に集めたアニマル
パラダイスが続き、最後には教育的な意味なのか、保険衛生
コーナーもありました。
ありし日の松野社長のテレビ出演時のパネルや来館タレント
のサインのコーナーもあり、かつての繁栄を感じさせます。
途中、ダミ声のおばちゃんに
「にーちゃん、にーちゃん、券と500円置いてってな」
といわれ、素直に宝物引換券と500円をだすと、
「おばちゃんももってるで」
という紐パンツを頂きました。いい商売です。
最後に、「日本唯一 馬の交尾実演ショー」をするという
場所に行ってみました。
おじさんが独り、土の手入れをしており、
「にーちゃん、にーちゃんみたいに馬は何回もできんでな、
また来てな」
とニベもないお返事。
最後の最後まで、こっちが「ヤられた」個人視察でした。