個人視察 元祖・国際秘宝館

最終更新日 平成16年1月18日

 人間、欲があるもので、特に男女が関係するアチラ方面には
興味も多くあるところです。
 そんなことから、全国でも温泉地などには、アチラ方面を扱っ
た施設があります。そんななかでも以前より気になっておりまし
た、三重県は伊勢にございます、「お色気の元祖・国際秘宝館」
に、平成16年1月、個人視察?をしてまいりました。
 県道37号線沿いのドライブイン内にあるアラブ宮殿風の館
に早くも「ヤラれた」感があります。
 近づいてみると、男根をあらわすような置物、そして、
「日本唯一 馬の交尾実演ショー」の文字。独りで来たことを
早くも後悔しはじめました。複数人であれば、笑いながらもこなして
いけますが、独りでの個人視察では、ただボーゼンとするのみです。



 「さぁてと・・・」
と入り口に近づくと、シロナガス鯨の雌性器が飾ってあり、踵を
返しそうになるものの、ここまできたら突進です。



 おっと私のレトロ好きのこころをくすぐるポスターもありました。


「ロマンのエロス ひめごとくらべ」

 この脱力感、クセになりそうです。
 入場料2100円を支払い、宝物引換券なるものをもらい、
入場します。



 さて、この元祖国際秘宝館は実業家の故・松野正人氏が
1971年「性は生なり」の信念でに設立したもので、当時の
観光バスブームと重なり、かなりの人気だったようです。
 展示物は、SM、レズ、ホモ、なんと桃太郎などは「日本一
のホモ太郎」とされ、家来にヤられています。
<館内撮影不可だったため、画像はございません>
 また、神話をモチーフにしたものや多少文学的なものもあった
かと思うと、ホルマリン漬のクジラの生殖器、スカンクの
フラダンス(ボタンを押すと「ぷぅぅぅぅ」とやるだけ)、
ただ馬、牛等数々の動物の交尾姿を一同に集めたアニマル
パラダイスが続き、最後には教育的な意味なのか、保険衛生
コーナーもありました。



 ありし日の松野社長のテレビ出演時のパネルや来館タレント
のサインのコーナーもあり、かつての繁栄を感じさせます。
 途中、ダミ声のおばちゃんに

 「にーちゃん、にーちゃん、券と500円置いてってな」

といわれ、素直に宝物引換券と500円をだすと、

 「おばちゃんももってるで」

という紐パンツを頂きました。いい商売です。
 最後に、「日本唯一 馬の交尾実演ショー」をするという
場所に行ってみました。
 おじさんが独り、土の手入れをしており、

 「にーちゃん、にーちゃんみたいに馬は何回もできんでな、
  また来てな」

とニベもないお返事。
 最後の最後まで、こっちが「ヤられた」個人視察でした。

      
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