納豆うりの唄
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1991年、水産庁の「魚食」普及事業の一環として誕生した、 『おさかな天国』(作詞/井上輝彦 作曲/柴夜俊彦 編曲/石上智明 唄:柴矢裕美)という曲、
好きだとイワシてサヨリちゃん タイしたもんだよスズキくん〜 (中略) さかなさかなさかな、さかなを食べるとぉー あたまあたまぁ〜、あたまが良くぅなるぅ〜
が、スーパーの鮮魚売り場で流れているうちに浸透し、2002年 3月20日、メジャーレーベルであるポニーキャニオンさんより、 メジャー発売されました。(PCCA-01685) *シングルCDは、全漁連中央シーフードセンターさんでも購入できます。
日本音響研究所さんの分析によれば、ヒットの理由として
1.テンポが142/分であり、子供の脈拍と同じで ウキウキする。
2.人間の耳に聞こえる音の範囲(可聴周波数)を、まん べくなく曲の中で使っており、雑音のなかでも安定し て聞こえる。
3.繰り返しの歌詞が印象に残る。
の3つが挙げられるそうですが、
スーパーでの浸透 → メジャーデビュー
とは、素晴らしいことです。
納豆にも、昭和31年8月にビクターレコードさんから発売された 『納豆うりの唄』(V-41575、作詞/宮川哲夫 編曲/宮城秀雄作 唄:宮城まり子)
明けの明星がうるんで消えりゃ 町にそろそろ朝が来る 声をからしてほっぺも赤く みんな寝ている路地から路地を ぼくは少年納豆うり なっとう なっとなっとー (こののち悲しげな台詞) がありましたが、『おさかな天国』なみのヒットはなかったようです。
さらなる納豆食文化の反映のため、スマッシュ・ヒットするような 納豆ソングの登場を願う、今日この頃です。 私に音楽の才能があれば良かったのですが、あいにくゼロでございます。
他の「納豆の唄」
・『納豆をおいしく食べるには』 作詞 永井寛孝 作曲・編曲 竹田えり 収録:「ひらけ!ポンキッキ ベストヒットコレクション」 ポニーキャニオン PCCG-00230
・『ねばねば』作詞 三浦徳子 作曲・編曲 生方則孝 収録:「CDツイン NHK いないいないばあっ!ベスト」 コロンビア社 COCX-30312-13
・『納豆マーチ』 作詞・作曲 市川都 編曲 福田和禾子 収録:『NHK「おかあさんといっしょ」大全集 「いっしょにうたおう」5 風がひいているバイオリン★スキスキおとうさん』 ポニーキャニオン PCVK-10136
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