失敗!お部屋で大豆
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納豆を愛する私としましては、同様に大豆を愛しているわけで、 愛するものと同居したいというのは、人間の本能でございます。 (本当?) そこで、平成12年5月30日、大豆をお部屋で育ててみようと、 部屋の出窓に大きなプランターを置きました。 題して
「お部屋で大事に大豆!」
です。 種は、新潟産の茶豆である「うまい茶豆 食味のよい中早生枝豆」 (株式会社トーホク 宇都宮市東町309番地 電話028-661-2020) を使用。
実は、昨年も大豆を育てようと、近所のホームセンターでポット 入りの茶豆の苗が格安で売っていたので購入し、庭先に植えたので すが、見事?鳥に食べられてしまいました。
6月某日、丈は約20cmほどになり、かなり育ってきました。
6月某日、プランタ内いっぱいに茂ってきて、間引く必要がでて きました。
それまでは、水をあげ、歌が成長良いよ聞けば歌を聴かせ、話し かけるのがいい 言われれば話しかけ(それも科学哲学)、 おじーちゃん、おばーちゃんが孫を可愛がるように育ててきました。 人間であれば、
「おじーちゃん!甘やかすのはやめてください。困ります。」 「だって、この子がほしー言うから・・・」
と、孫をめぐっての嫁との衝突があるところですが、そのような ストッパーもいないので、わがままいっぱい育ち、大豆はヒョロ ヒョロとなってしまいました。 処女地ゆえの根粒菌の問題、日照時間の少なさ、水のやり過ぎが 原因と思われます。 これまでの愛情問題は別として、泣く泣く間引きました。
ちなみに大豆の隣で育てているプチ・トマトはかなり順調に育っ ていまして、真っ赤なトマトがぶらさげました。
朝、若干のアセドアルデヒトを残しつつ、ビールの缶がちらばっ ているふとんから起きて、「プチッ」ともいで食べるプチ・トマト の旨さといったら・・・でらうまだぎゃー。 固めの皮を前歯で破ると同時にあふれ出る汁、麺をすするかのよ うに汁を吸い込むと、甘みと適度な酸っぱさが口いっぱいに広がり ます。 プチ・トマトの成功を喜ぶ一方、これからの大豆が不安になった日 でした。
7月某日、いままで大量の肥料を与えてきました。 ほしがるものは何でも与えてきました・・・が、すでに限界です。
「ほしがりません!買うまでは」
と、さらなる肥料を要求しているような大豆ちゃんですが、プランタ が狭くなったこともあり、遅すぎるものの「定植」することに しました。 ちなみに、定植する際に、土を掘ってみると、私が勢いよくさした スコップで胴体がちぎれたミミズがでてきました。(ごめんちゃい) ミミズがいるからまだ健全な土なのかな、と思うと同時にミミズ に関していままで不思議に思っていたことがあったのを思い出しました。 それは、「雨の日の翌日などに、土からでてきたミミズが大量に 死んでいるのは何故か?」という不思議です。 早速、色々調べてみたところ、以下のような説がありました。
1.「いやーん、私敏感なの」説 元・東京農業大学の大淵真龍教授の説で、 「ミミズは捕食者であるモグラが穴を掘る振動に敏感に 反応して穴から出て、戻る道を失ったまま、朝になって 太陽光線にさらされ、紫外線に弱いから死ぬ」 だそうです。
2.「私、ビールってダメな人なの@飲み会」説 畑井新喜司『みみず』改造社には、こうありました。 「ミミズの孔道中に、大気を通過する途中で大量の炭酸ガ スを溶解した雨水が入り込むと、炭酸ガスに弱いミミズ を穴を這い出てくる。 それが昼間の紫外線にあたって動けなくなり、日光のた めに水分を体から失って死ぬ」
3.ルナティック説 提唱された中央大学の中村方子教授ご本人も、あくまで推 測としていますが、 「ミミズの体の前方と尾部に光感応性の細胞があり、光に 反応するので、月夜の晩に光りに反応して土から出たの では」
満月の日に交通事故が多いなど言われていますので、案外3説もあるの ではと思いますが、個人的には2説ではないかと思っています。 結局、「定植」後は順調に育ち、無事茶豆は収穫できましたが、 なんとも納得がいきません。
また機会をみつけて、再チャレンジしてみたいと思います。
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