最終更新日 平成14年4月8日
納豆食のさらなる普及を願って、少ない脳味噌なりに常日頃どうしたものかと考えておりますが、たまには他の食品の普及活動はどうなってるものかと思い、納豆の友、ベストフレンドというべき「お米」を参考にしてみることにしました。ということで、平成13年10月31日、東京・銀座にあります「お米ギャラリー」さんにお邪魔しました。「お米ギャラリー」東京都中央区銀座7丁目9番15号銀座ガスホールビル1/2階電話:03-3289-7300FAX:03-3289-730211:00〜19:00(休館日 月曜日)JAさんが運営を行うこのギャラリーは、「お米のすべてがわかる」をキャッチフレーズに、お米に関するあらゆる情報、そして実際に食事、体験できるという施設です。早速、入ってみますと、まずテイクアウトもできる「お米ファーストフードコーナー」があり、「お米クレープ」「おにぎり」が購入できるようになっておりました。
使うお米が入れ替わる伝統的な「おにぎり」だけでなく、若い女性に受けそうな「お米クレープ」があるところに、普及の意欲を感じます。
お米の加工品、ご飯茶碗等のお米生活グッズも販売されており、さらに奥に進みますと、お米の銘柄マップやお米に関する知識を得られるコーナーがあり、お子さんだけでなく、OLさんも画面を見つめています。
「フンフン、なるほどねぇ〜」と思っていると、美しい女性が次々と吸い込まれるコーナーがありました。近づいてみると、これがセルフエステコーナー。米、米ぬかを使った化粧品を試すことができたり、ご自分で色々とお化粧できるスペースでした。
す、素晴らしい。仮に「納豆ギャラリー」を作ったとしても、納豆化粧品は無いので、これはなかなかマネのできないことです。もし、やるとすれば納豆の糸で作った繊維のストッキングのコーナー「これで電線も安心ね」程度でしょうか。続いて階段を上り、二階に行きます。ここは、お米を実際に食べ美味しさを知ってもらうコーナーで、カフェテリアスタイルの飲食店になっています。「ごはん亭 TERRACE CAFE」と名づけられたこのお店は、お米の産地が定期的に変わり、お米にこだわったメニューをだすようで、この日のオススメは、ご飯の美味しさが生きる「鮭クリーム丼 750円」。トレイ、はし、おしぼりをとって、好きなものをとっていくスタイルで、醤油、ソースも必要なときにお店の人から借りるという、「お客さん自立型」のお店です。内装は、おしゃれな感じになっており、13:30現在でお客さんの9割は女性、しかも独り客が大半。まさに女性独りでも気軽に入れるお店の感があります。せっかくだからと、「鮭クリーム丼 750円」を注文します。どんぶり、味噌汁、漬物のセットで、漬物の方はお米に見られるこだわりのような「地方手作りもの」ではなく、残念ながら市販品でした。受け取ってから席につき、「いただきまーす」とガツガツ食べ始めると、ちょっと自分が場違いな気がしてきました。両隣、前の席の方は20代らしき女性の独り客。なんか緊張感が漂ってきました・・・。色気づいた中学生の頃、女子の集団のなかで男子一人で食べる給食といった感じです。とりあえず食べ終わり、社員食堂のように食器を返却口にもっていき片付けてお店をでました。銀座「お米ギャラリー」さん、非常に参考になりました。このレベルを目指し、「納豆ギャラリー」の実現に向けて邁進していこうと思います。ちなみに「お米ギャラリー」さんの受付の女性は皆さん美人でここでも「お米を食べて美人になる」を表現しているのかと思ってしまいました。個人的には、また受付に寄りたいと思います・・・。